熊本県上天草市のたこ焼き店で、偽の1万円札1枚が支払いに使われていたことが9日、県警への取材で分かった。上天草署が偽造通貨行使の疑いで捜査している。

署や同店によると、偽札が確認されたのは8日午後6時半すぎ。閉店後、売り上げを集計していた経営者の男性(78)が、色が少し青みがかって見える1万円札に気付き、よく見ると透かしもなかったため、上天草署に届けた。

署によると、実物より縦横とも数ミリずつ小さく、見る角度によってデザインが変化するホログラムの光り方も実物より鈍かったという。

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上天草市内で見つかった偽の1万円札(下)