新型コロナウイルスで観光地が大きな影響を受ける中、自動車メーカーなどが培ってきたムダを省き生産性を向上させる“カイゼン”の手法を学ぶ講習会が下呂市の観光施設で始まりました。

 下呂市が運営する「下呂温泉合掌村」で開かれた講習会には、施設の職員や地元の旅館で働く従業員など11人が集まりました。

 参加者が学ぶのは、トヨタ自動車などが長年培ってきたあらゆるムダを省いて生産性を向上させる“カイゼン”と呼ばれる手法で、9日は企業経営のコンサルタントが講師になり、在庫管理について説明しました。

 参加者たちは施設にある飲食店を訪れて食品や飲み物の在庫を確認したり、陶芸体験ができる建物に大量に保管されている陶器を数えたりしました。

 そして、在庫の総額を計算し、どうすればコストを減らすことができるか話し合い“カイゼン”の意識を高めていました。

 「下呂温泉合掌村」では去年、2億6000万円もの使途不明金が発覚し、さらに新型コロナで厳しい経営に直面しています。

…続きはソースで(ニュース動画あり)。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20210209/3080005553.html
2021年2月9日 19時58分