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2021/02/11(木) 05:50:46.59ID:7qOfhvIX9東日本大震災の発生直後、全国からの応援警察官に「ありがとう」のプラカードで感謝を伝えた、当時の「ちびっこ応援団」と岩手県警花巻署員の交流会が10日、同署で開かれた。署員は震災から10年の節目を前に、警察官の原点を確認した。
敬礼をする当時の「ちびっこ応援団」4人と若手警察官たち＝岩手県花巻市下小舟渡の花巻署で
震災発生当時、花巻市立湯口小学校に通っていた畠山彩音さん（18）と心花（このか）さん（16）の姉妹は2011年5月から毎日朝と夕方、被災地を行き来する機動隊員のバスに向かって、街頭から応援メッセージを書いたプラカードを掲げ敬礼した。幼なじみの高橋一真さん（18）と妹の真優（まゆ）さん（16）も一緒に見送るようになり、ちびっこ応援団と話題になった。
交流会では、震災後に採用された若手署員ら約30人が4人の言葉に耳を傾けた。彩音さんは「私たちの行動が、少しでも警察官の皆さんを励ますことができて良かった」と伝えた。花巻駅前交番の吉川舞巡査（20）は「私も地域の方から応援される警察官になりたい。災害が起きたら住民の命を守り、元気を与えたい」と語った。【山田豊】
https://mainichi.jp/articles/20210210/k00/00m/040/292000c
