2021年02月07日 09時30分
 
 今月末で閉店するいわき市平のイトーヨーカドー平店で6日、来店者が店内を彩るワークショップが始まった。市民らが店内のガラスなどに、「楽しい思い出をありがとう」などと感謝の気持ちを書き込んでいる。7日まで。

 店内に交流スペース「平七小」を開設しているいわき市のまちづくり会社「たいらまちづくり」が、閉店前に平店への感謝を伝える場をつくろうと企画。2階の休憩スペースでワークショップを開いている。

 訪れたいわき市の会社員松橋宏一さん(47)は家族と一緒にガラスにシールを貼ったり、絵を描いたりした。「子どもが遊べる場所もあり、よく利用していた。閉店は残念だが、今まで日常生活でお世話になった」と名残惜しそうに話した。

 7日のワークショップは午前11時〜午後4時に開催する。参加無料。23日午前11時からは、店の入り口を生け花で彩るイベントも実施する予定。

 平店の閉店は28日。1971(昭和46)年4月にオープンし、JRいわき駅近くの大規模商業施設として市民らに利用されてきた。

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