https://news.yahoo.co.jp/articles/d2ddf4270d31219db9ec805ed6f080758b5430de
 新型コロナウイルスの発生源などを調べるため中国の武漢を訪れていたWHO(世界保健機関)の調査メンバーがANNのインタビューに答え、中国側も含めてチームは政治的なプレッシャーにさらされていたと話しました。

 WHO調査チーム、ピーター・ダザック氏:「(声明で)英語だと結論が簡単な言い回しでも中国語だと違うため、(会見するまで)時間がかかりました」

 WHOの調査に参加したアメリカの動物学者・ダザック氏は2000年代に流行したSARS(重症急性呼吸器症候群)の研究で知られ、中国側の研究者と深い交流を持っています。

 調査は希望通り自由に行われたとする一方、チームは政治的なプレッシャーにさらされていたと話しています。

 WHO調査チーム、ピーター・ダザック氏:「事実無根の批判をあおらないことが大事です。中国にも政治的立場があるのは認識しています。中国側のチームも我々と同じような政治的プレッシャーを感じていたはずです」

 ダザック氏はウイルスの発生源の解明にはさらなる調査が必要とし、できる限り早く、再び中国を訪問したいということです。

テレビ朝日
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