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オランダのハーグ(Hague)で12日、珍しく池の水が凍り、薄い氷の上でスケートをしないようにとの警告を
無視して冷たい水に落ちる人が相次いだ。

オランダは今週末、十数年ぶりの吹雪に見舞われ、運河が凍った時のためにほぼ誰もがスケート靴を
用意しているといわれるオランダの人たちは興奮した。

ハーグ市当局は、氷が薄過ぎるとして市中心部の池、ホフファイバー(Hofvijver)でスケートをしないよう
呼び掛けたが、その時にはすでにスケートをしようとした数人が水に落ちていた。

それでも滑ろうという人は続き、熱心な数人のアマチュアスケーターがすぐに氷をつき破って冷たい水に落ちた。

AFPの記者によると、通りがかりの人々に助けられて水から出た人や、特別な防護服を着た救急隊員に
岸まで連れて行かれる人がいた。池の周囲には数百人のやじ馬が集まった。

今回の寒波により、1997年以降地球温暖化の影響で開催されていなかった11都市スケートマラソン大会
「エルフステーデントホト(Elfstedentocht)」がほぼ四半世紀ぶりに復活する望みがほんの一瞬だけ生まれた。

しかしマルク・ルッテ(Mark Rutte)首相は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大リスクや、
すでに逼迫(ひっぱく)している医療が負傷者の治療で圧迫される恐れがあるとして、同大会開催の可能性を否定した。