福島県沖で14日夜に起きたマグニチュード(M)7・1の地震について、東京大地震研究所の古村孝志教授は「海側から日本列島の下に沈み込む太平洋プレート(岩板)が関連する地震とみられる。地震の規模がM7・1と大きく、震源の深さも50キロ以上と深かったことから、広い範囲に強い揺れが広がった。ただ、震源が深かったことは津波の心配がないことにもつながった」と話した。

東日本大震災との関連については「大震災の余震とみることもできるが、まだ分からない。福島県沖はもともとM7〜8クラスの地震が多い場所だ。今後も数日から1週間程度は同じクラスの地震が起きる可能性があり、注意が必要だ」と指摘した。

2021.2.14 00:33
https://www.sankei.com/smp/affairs/news/210214/afr2102140005-s1.html