0001蚤の市 ★
2021/02/15(月) 18:59:01.86ID:iMSZKBlX9JR東日本によると、東北新幹線は新白河駅(福島県西郷村)―古川駅(宮城県大崎市)で少なくとも20本の電柱が損傷した。同じ区間で高架橋の柱やレールの土台もそれぞれ数カ所、損傷している。このため、東北新幹線は那須塩原駅(栃木県那須塩原市)―盛岡駅(盛岡市)で14、15両日は運転を見合わせた。16日から一ノ関駅(岩手県一関市)―盛岡駅では運転を再開し、運休区間は那須塩原駅―一ノ関駅となる。
東北新幹線は東日本大震災でも電柱約540本が折れるなどし、全線で運転を再開したのは49日後だった。過去には他の新幹線も地震で打撃を受けた。阪神大震災(1995年)では高架橋の倒壊などで山陽新幹線の運行がストップし、全面復旧は81日後になった。新潟県中越地震(2004年)では電柱の折損などがあり、上越新幹線は全線での運転再開に66日を要した。
こうしたなか、JR東は東日本大震災後、東北・上越新幹線の電柱2万本のうち、5000本を対象に耐震補強する方針を決めた。28年度に終える予定で、うち2200本が補強済みという。一方、今回損傷した20本は5000本に含まれておらず、29年度以降に補強を検討する予定だった。耐震補強の優先順位について、今回の地震とは別の活断層地震や首都直下地震の影響を考慮して選んだとしている。JR東は「早期復旧に努めます。お客様にはご迷惑をおかけします」とコメントしている。
東北新幹線の区間運休に伴い、JRバス東北は15、16両日の福島、仙台両駅と首都圏をつなぐ高速バスをそれぞれ約20台増便した。15日は満席で、16日も上りはほとんどの予約が埋まっているという。【山本佳孝、田中理知】
毎日新聞2021年2月15日 18時37分(最終更新 2月15日 18時48分)
https://mainichi.jp/articles/20210215/k00/00m/040/174000c