除雪面倒で狂言殺人 警察の利用計画―ウクライナ

2021年02月16日05時37分

 【キエフAFP時事】ウクライナで、自宅前の除雪が面倒になった男が、殺人事件を装って警察を呼び、家に踏み込む前に除雪してもらおうとたくらむ騒ぎがあった。警察が15日、公表した。
 北部チェルニヒウ州に住む男は13日夜、警察に電話し、母親の恋人を刺殺したと伝えた。ただ「なぜか、必ず除雪車を持ってくるよう訴え、そうでないと家には入れないと強調した」と警察報道官は通報の様子を振り返った。
 警官隊が家に踏み込むと「刺殺されたはずの母親の恋人は無事」(報道官)で、男は狂言を自白した。警察へのいたずら電話の罰金として最高で119フリブナ(約450円)が請求される。ウクライナはここ数日、記録的な大雪に見舞われている。

https://www.jiji.com/sp/article?k=2021021600134&;g=int