産経新聞

タクシーを無賃乗車したとして、千葉県警船橋署は15日、詐欺の疑いで船橋市前原西の無職、野村瑞樹被告(27)=同罪で起訴=を追送検し、5件の事件について捜査を終結した。野村容疑者は調べに対し「お金がなく、終電を逃したときはタクシーの乗り逃げをすることにしていた」と容疑を認めている。

 同署によると、野村容疑者は昨年11月6日〜12月15日までの間、東京都港区新橋などからJR東船橋駅付近まで5回にわたってタクシーに乗車。いずれも会計の際に「お金を下ろしてくる」とコンビニに入り、運転手の隙をついて逃走していたという。被害総額は8万3540円に上る。昨年11月、無賃乗車をされた運転手からの110番通報で事件が発覚。防犯カメラやドライブレコーダーの映像などから野村容疑者を特定し、逮捕に至ったという。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20210215-00000547-san-soci