17日から始まる先行接種を前に、河野大臣が16日夕方に会見を行い、注目されていた注射器の性能などについて説明しました。

 「特殊な針・シリンジの調達を進めているところでございます。先行接種の対象となる4万人につきましては、4万人の2回分の接種は6回採取できる針で対応することができるようになっております」(河野太郎行革相)

 今回使用されるアメリカのファイザー社製ワクチンについて、これまで政府は1つの容器で6回の予定だったのが、用意した注射器では5回しか接種できないと説明していました。
しかし、河野大臣は16日夕方の会見で、6回接種できる特殊な注射器の調達を進めていて、17日から先行接種の対象となる4万人の医療従事者に対してはこの特殊な注射器を使用すると明らかにしています。

 また、ワクチンの第2便について、河野大臣は来週には到着する見通しを示しています。

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4200673.html