>>630
そう。スポーツはそれぞれ身体的適性があって、自分の体質に合わない種目は
害になることがある。
たとえば水泳は関節の柔らかさが必要な競技。
柔らかい関節と長いしなやかな手足が有利。
もし水泳に適した人がラグビーをやったら捻挫や骨折の連続になる。
あちらは頑丈な関節とぶっとい手足が必要な競技だから。

15歳すぎて縄跳びをやり過ぎると膝を痛める可能性がある。
頑丈な膝関節を持つ人なら何でもないが、柔らかい関節の人もいる。
一律に練習を強いるのはよくない。

長距離を歩くなど肉体的にも精神的にも何の意味もない。
こういうのは体が小さく細い人の方が基本的に有利。
人間の心臓の大きさはそう変わらないので、体が小さく体重が少ない人の方が疲労が少ない。
筋肉量も関係する。
筋肉が多いと酸素消費量が増え体の負担が大きくなる。
だからマラソンの選手は、走ることに関係のない筋肉はこそぎ落とす。

多数の生徒に同じ運動を強いるなど愚の骨頂だ。