>>932
再溶融する環境にあるかどうかは分からない。

再溶融するためには、熱を出している燃料の表面積が少なかったり、
冷却水に触れていない状態になって、放熱が不足する必要がある。
溶け落ちた燃料の形状が分からないので、再溶融の可能性は否定できない。
なお、この燃料が発する熱は、半減期の短い核種の崩壊と、
何かの弾みで連鎖反応が起きた時の崩壊熱、どちらでも起こりうる。

また、連鎖反応を起こすに十分な量の核燃料と減速材はソコにある。
連鎖反応をコントロールするために、計算して配置してあった燃料と減速材は、
冷却を失ったお陰で、溶け落ちて不純物を巻き込んだ形であるが、
炉の底か地中に塊になって存在している。(散逸している可能性もあるが)
可能性だが、核燃料が崩壊熱で溶けて運悪く理想的な形で集まると再臨界しちゃう。

蒸気が重なった場合でも、爆発には至らないハズではあるが、連鎖反応を起こすと、
半減期の短く有害性の高い核種が炉外に排出される事になる。