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キャンペーンパンフレット(岡山労働局HPより)

 岡山・笠岡労働基準監督署は、今年2月1日〜12月31日を期間とした「全員でゼロ災に全集中キャンペーン」(3Zキャンペーン)を始めた。「危険は常に潜んでいる。自分の同僚の命と健康を守るため、全員で危険の芽を摘み取りゼロ災の達成に全集中だ!」と事業場の取組みを促している。

 昨年、同労基署管内で発生した労働災害件数は194件(速報値)。前年から大幅に増加し、過去20年間で最も多い数となっている。死亡を含めた重篤なケガを負った例も少なくなく、事業者、労働者全員が安全に意識を向けてもらえるようにと長期キャンペーンを企画した。作成したポスターには、「機械が止まったぞ!カバーを開けてみよう!」「この荷物重いなあ!でも頼みにくいから一人で運ぼう」「この機械の運転は掃除中の方がはかどるんだよね」など、セリフ形式でケガをしやすい場面を紹介している。今後はパトロールや臨検監督を強化するとともに、業種ごとの災害事例検討会なども開催していく考えだ。

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