草津温泉が新型コロナウイルスに関する驚きの発表で沸いています。

 「恋の病以外は治せない病はない」と、うたわれた日本の名湯「草津温泉」。まさかまさかの効果が分かったというのです。

 18日、群馬県草津町と群馬大学大学院の板橋教授が草津温泉の源泉に新型コロナウイルスを不活化させる効果があると発表しました。

 水道水などと草津温泉の「湯畑」源泉、「万代鉱」源泉に新型コロナを入れたところ、1分後、水道水はほとんど不活化しなかったのに対し、湯畑は99%以上、万代鉱は95%以上、感染力が落ちたといいます。

 草津町は観光名所の湯畑の近くに源泉を引いた手洗い場を開設しました。

 ここで疑問が1つ。観光客からは、こんな声が聞かれました。

 観光客:「もし草津の湯に家で入れたら、消毒できますし、心持ちだけでも結構、違うと思う」

 「湯の花」を入れれば自宅のお風呂でもコロナ対策ができるのでしょうか。

 群馬大学大学院理工学府教授(グッドアイ会長)・板橋英之さん:「湯の花の中にそういう成分が入っているとすれば、お風呂に入れればウイルスが不活化する能力を持ったものになります」

 しかし、どの成分が作用しているかは、まだ研究中とのことです。

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/amp/000207956.html