田舎に憧れてる奴にどうしても行っときたい一言がある。

モノが無いという事は、モノへの理解が無いということだ。

例えば本屋のない地域では、読書の習慣が無いのは当然として、
読書という行為への理解自体が致命的に欠けていて、
「本なんて読む必要ないだろう」という猛烈な攻撃を食らう。
奇異な目で見られるのはまだいい方で、タチ悪いのは
「おかしなことにハマってる隣人を救済してやろう!」といらん善意を働かせる奴だ。
人の読書を徹底的に邪魔したり、読書という行為が如何に無意味であるかを説いてきたりと鬱陶しいことこの上ない。

本屋のある街に住むものにとっては本などありふれたものだけど、
本屋の無い地域では本を手に入れるのに物凄い手間がかかるから
「そこまでして手に入れるようなものか?お前頭おかしくない?」という目で見られるんだよ。