関西テレビ 2/24(水) 14:18

 奈良県にある障害者就労支援施設の責任者だった男が、利用者の女性に性的暴行を加えた疑いで逮捕されました。

準強制性交などの疑いで逮捕されたのは、障がい者就労支援施設で訓練・送迎などの支援責任者を務めていた馬庭寛容疑者(40)です。

警察によると、馬庭容疑者は2019年10月、支援責任者の立場を悪用し、知的障害のある20代の女性利用者に対して、作業中に体を触るなど2度に渡ってわいせつな行為をした疑いがもたれています。

また、別の日には「写真を撮りたい」と女性をホテルに誘い、性的暴行を加えた疑いも持たれています。

2021年2月になって、女性が関係者とともに「わいせつ被害を受けている。立場上、断ることができなかった」と警察に届け出たため、事件が発覚しました。

調べに対し、馬庭容疑者は「全て同意の上だと思っていました」と容疑を否認しています。

警察は、馬庭容疑者が他の利用者にもわいせつな行為をしていたとみて、余罪などを調べています。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20210224-14181101-kantelev-l29