13日深夜に発生した福島県沖を震源とする最大震度6強の地震をめぐり、福島市は25日、同市内で死者が確認されたと発表した。福島・宮城両県を中心に広域に及んだこの地震による死者は初めて。

市によると、死亡したのは市内に住む50歳代の男性。自宅で家財道具の下敷きになり倒れていたという。死因は、圧迫による窒息だった。

男性は一人暮らしで、連絡が取れないことから、別居する家族が23日に様子を見に訪れ、倒れていた男性を発見した。死亡推定時刻が地震発生時刻と近いことや死因などから、市は24日、地震による死者と認定した。

読売新聞オンライン2021/02/25 11:36
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210225-OYT1T50122/