加藤官房長官は、衆議院予算委員会の冒頭で「予算委員会に出席予定だった山田真貴子 内閣広報官は、きのう夕方、体調不良により、かかりつけの病院を受診したところ『2週間程度の入院加療を要する』との診断を受け、入院した」と説明しました。

そのうえで「本人から『職務の遂行を続けることが難しい』と、入院先から杉田官房副長官に辞意が伝えられ、その夜、杉田副長官から菅総理大臣と私に報告があった。菅総理大臣は『やむをえないこと』と判断した。本日付で退職願が提出され、先ほど、持ち回り閣議が終了した。審議にご迷惑をおかけして、大変申し訳ない」と陳謝しました。

衆議院予算委員会の集中審議で菅総理大臣は「私の家族が関係して、結果として公務員が倫理法に違反する行為をしたことは、大変申し訳なく、国民に深くおわび申し上げる。行政に対する国民の信頼を大きく損なう事態になったことは、深く反省しなければならない」と陳謝しました。

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辞任した山田真貴子 内閣広報官
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