宇宙建築の開発を目的に3年前に設立された「オービタル・アセンブリ(Orbital Assembly)」社はこのほど、人工重力で運用される人類初の宇宙ホテル「ボイジャー・ステーション(Voyager Station)」の建設を2025年から開始すると明らかにした。
1月29日に行われたオンライン記者会見で同社は、2025年に地球低軌道で宇宙ホテル「ボイジャー・ステーション」建設を開始し、早ければ2027年に稼働する可能性があることを明かした。

「ボイジャー・ステーション」は90分ごとに地球を一周し、リングを回転させることにより内部に月面と同程度の重力が発生させるという。

実現すれば、同ホテルは宇宙空間で最大の人工建造物となり、最大400人を収容できる設備が完備されることになる。さらに内部には客室に加え、レストランやバー、ジムに図書館、コンサート会場など様々な施設が揃う。

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