河口湖でワカサギの採卵本格化

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20210305/1040012478.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

富士河口湖町の河口湖ではワカサギを人工的にふ化するために卵を採る作業が本格的なシーズンを迎えています。

富士河口湖町の河口湖漁業協同組合では、河口湖のワカサギを増やそうと
5年前から、卵を採り人工的にふ化させて湖に放流しているほか、県内外に卵を出荷しています。
ことしは先月25日から卵を採る作業が行われていて、4日河口湖の定置網で捕った
100キロのワカサギから産まれた卵を採る作業が行われました。

作業ではまず親のワカサギを網ですくって出荷したあと水槽の底の穴がたくさん開いた板を取り除き、
小さな黄色い卵を網でまとめて採取していました。
5日はおよそ1800万粒の卵、重さにして7キロ分が採れたということで、
このうちおよそ1000万粒は埼玉県へ出荷されるほか、およそ800万粒は
10日ほどでふ化して河口湖に放流される予定です。

河口湖では去年のシーズン中は6億5000万匹のワカサギを放流しましたが、
えさ不足などの影響で小ぶりだったため、ことしは5億匹に減らして放流する予定で、
卵を採る作業は来月中旬まで続くということです。

河口湖漁業協同組合の渡辺和成さんは「河口湖のワカサギが増えるように
丁寧に作業することを心がけています」と話しています。

03/05 12:13