平沢勝栄復興相は4日、東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長と復興庁で会談し

「五輪開催の理念は東日本大震災からの復興だということを忘れないでほしい」と念押しした。
 両者の会談は橋本氏が会長就任後初めて。平沢氏は「被災地は五輪の開催を期待している。
25日には福島から聖火リレーが始まり、メダリストに贈られるビクトリーブーケも被災地で栽培した花を使用する予定だ」と強調した。

 橋本氏は「11日で震災から10年を迎える。五輪開催の理念はあくまで被災地の復興だ」と応じた。
 平沢氏は2月の閣議後記者会見で「『コロナを克服する五輪』と言われるが、基本理念は『復興五輪』だ」と苦言を呈していた。

https://kahoku.news/articles/20210305khn000021.html