https://www.recordchina.co.jp/b873097-s25-c50-d0193.html


2021年3月7日、中国メディアの頭条新聞は、東京で東京五輪・パラリンピックの中止を求めるデモ行進が行われたと報じた。

記事は、東京で6日に市民が東京五輪・パラの開催中止を求めるデモ行進を行ったと紹介。現場ではプラカードや横断幕を掲げながら「五輪中止」と叫ぶ様子や、日本オリンピック委員会前に設置されている五輪のモニュメントにブルーシートを掛けるなどのパフォーマンスが見られ、警察官50人が出動して現場の秩序の維持に当たっていたと伝えた。

また、デモが行われる前日の5日には、橋本聖子東京五輪・パラ組織委員会会長が今夏の五輪・パラ開催を明言したことを紹介している。

この件について、中国のネットユーザーは「中止がベスト。ウイルスをばら撒くな」など、中止や再延期を求める感想を多く残している。一方で、共感を多く集めているのは「無観客で、選手にはPCR検査を実施し、必要以上の接触を減らしてやればいい。中止する必要はない。アスリートの4年間を無駄にするな」「やめる必要はない。やめたら(北京)冬季五輪もどうなるかわからない」など、最善を尽くして開催すべきだとのコメントだ。

このほか、「歴史上で最も不安定な五輪だな」「政府は頭を下げてでも五輪をやろうとし、民衆はやめろとデモを起こす」「なんと言っていいか分からないが、それぞれの人にそれぞれの立場があるということかな」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/川尻)