英語音声を自動で文字起こし ドコモが「Otter」のBusinessプランを発売
3/9(火) 16:42配信 ITmedia Mobile
https://news.yahoo.co.jp/articles/d645342fdec7931bde24d48d36ddd410dc14ee48

 NTTドコモは、3月9日に法人向け音声認識AIサービス「Otter」でBusinessプランを販売開始した。

 Otterは、Otter.aiが提供する英語音声の自動文字起こしサービス。AI技術を活用し、認識した英語音声をリアルタイムに高い精度でテキスト化できる。前後の文脈に合わせて文章を自動修正し、画像挿入・文字編集・ハイライト操作も行えるリッチノート機能も搭載。話し手を明確に識別してラベリングし、直感的な操作で議事録(会話音声)データを共有できる。利用料金は1アカウントで1年あたり3万3000円(税込み)で、日本円での請求書払いが選択できる。

 無料の「Basicプラン」では、会話録音データの一元管理や、チーム内での固有名詞/人名の単語登録・共有が可能となっており、使用状況に関する統計レポートの確認もできる。使用者数100人以上ではSSO(シングルサインオン)認証を適応でき、Zoomミーティング/ウェビナーではアプリ間連携で参加者全員の音声文字起こしも行える(Zoom Proプラン以上の契約のみ)。

 今後はドコモの動翻訳アプリ「はなして翻訳」で培った音声翻訳のノウハウとOtter.aiに加え、TOEIC960点相当の機械翻訳サービス「Mirai Translator」を提供するみらい翻訳で連携し、より高度なサービス提供に向けた検討を進めるという。