15日の米株式市場で空運株が大幅高となっている。アメリカン航空グループは一時、前週末比11.0%高の25.94ドルと
過去1年(52週)の高値を付けた。米国の1日当たりの空港利用者数が昨年3月中旬以来の高水準となり、旅行需要の回復を好感した買いが集まった。

ユナイテッド航空ホールディングスやデルタ航空なども高い。

米運輸保安局(TSA)によると、米国の空港の保安検査所を通過した人数は12日に135万人を超え、昨年3月中旬以来の水準に持ち直した。
14日も134万人を上回った。新型コロナウイルスの感染が急拡大する前の昨年3月上旬は200万人前後だったが、
4月には8万人台に落ち込む日もあった。

空運会社が15日に米証券取引委員会(SEC)に提出した業績予想も買いを誘った。

デルタ航空は1〜3月期の売上高見通しについて、従来は19年1〜3月期と比べて60〜65%減と見込んでいたが
減収率は「従来見通しの下限」にとどまるとの見方を示した。

「春休みから秋にかけての航空券の購入が増えている」という。サウスウエスト航空も予約状況の改善を示し、
3月の営業収入は前年同月比15〜20%減と従来予想(20〜30%減)から上方修正した。
https://www.nikkei.com/article/DGXZASFL15HSV_V10C21A3000000/

【米航空会社】 レジャー需要回復 コロナワクチン接種で最悪期脱した公算
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