リモート出演した分科会メンバーで東京財団政策研究所研究主幹の小林慶一郎氏は「国民にこれ以上行動の努力や我慢を求めるのは限界。
国と自治体が汗をかき国民の理解を得るべき」と指摘。

小林氏の指摘通り、「緊急事態宣言慣れ」としかいいようのない「ゆるみ」が見えるという声が、多くの飲食店員から聞かれた。

18日夜、都内の公園ではいくつものグループが酒を飲みながら騒いでいた。
時短営業をしていない店には多くの客が行列して、店からあふれ出ているほど。
時短に応じている焼き鳥店員は「缶ビールを閉店後の店の前で飲んでいるようだ。翌朝、空き缶が散乱して片付けるのが大変」

居酒屋店員は「3月に入り客は倍増した。4人で来て大声でしゃべり、周囲の客が帰ってしまったとか、
7時過ぎに仲間から遅れてきた人が"1杯くらいいいじゃないか"と言ってくるようなことが、この1週間ぐらいで増えた」と話す。

また「24時間営業している居酒屋が行列になっており、クラスターになってもおかしくないと思う。ゆるみを感じる」という寿司店員もいた。
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