TBS NEWS(22日 11時22分)
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4227751.html

 アメリカで新型コロナ対策の集会などの制限が緩和される中、南部フロリダ州の観光地では大勢の若者が路上でパーティーなどを繰り返し、夜間外出禁止令が出されるなど規制が再び強化されています。

 フロリダ州のマイアミビーチでは春休み期間中の大学生など大勢の若者が路上に集まり酒を飲み、踊るなどし、警察が取り締まりに乗り出していました。

 こうしたなか、市は20日に非常事態を宣言し、午後8時以降の外出を制限する夜間外出禁止令を発出しました。しかし、20日の夜も騒ぎは続き、警察は催涙ガスも使用し、指示に従わない若者らを拘束。地元メディアによりますと、この日だけで少なくとも12人が拘束されました。さらに、市の委員会は21日、夜間外出禁止令を最大で3週間、延長することを決めました。

 市長は、「私たちはパンデミックのまっただ中にいてウイルスはまだ確実にコミュニティに存在している」と警鐘をならしています。