※日経新聞

フジテレビの番組「テラスハウス」に出演したプロレスラーの木村花さん(当時22)が亡くなった後、ツイッターに「地獄に落ちなよ」などと投稿し、遺族の心情を傷つけたとして、母親の響子さんが長野県茅野市の男性に約294万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が22日、東京地裁(田中寛明裁判長)で開かれた。男性側は出廷せず、反論はなかった。

響子さんは閉廷後、東京都内で記者会見し「被告は、花に対してしたことに向き合ってほしい。投稿した言葉の責任を取らせることが世の中のためになると思っている」と語った。

訴状によると、花さんがSNS(交流サイト)で誹謗(ひぼう)中傷を受け2020年5月に自死した後、男性はツイッターに「あんたの死でみんな幸せになったよ、ありがとう」「お前の自殺のせいで(番組が)中止。最後まで迷惑かけて何様?地獄に落ちなよ」と投稿した。

響子さん側は投稿について、社会通念上許される番組出演者への意見や感想の限度を超えており「匿名性の陰に隠れた行為で、極めて軽率かつ悪質だ」と主張している。

響子さんの代理人によると、花さんの中傷に対する損害賠償訴訟は初めて。ツイッター社などに投稿者の情報開示を請求し、男性を特定した。〔共同〕

2021年3月22日 12:37
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOHC220LX0S1A320C2000000/
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