https://news.yahoo.co.jp/articles/a6c01cfc79bc1cac44d7def83d832f64a5501b91
 3学期に入ったころから、兵庫県丹波篠山市立西紀小学校3年生の細見昊汰君が下校中にある場所を通ると、決まってトビ3羽が近くを飛び回るようになった。
大きさの順に「大」「中」「チビ」と名付け、大きな声で呼ぶと、どこからともなく舞い降りて来る。
細見君の祖父母は「昨年から不審者情報があったから、見守ってくれているんやな」と感謝している。

細見君は約2・3キロの道のりを登下校している。自宅近くの森のそばまで来ると、トビ1羽が上空を飛ぶようになった。
そのうち2羽、3羽と増え、毎日飛んで来るので名前を付けた。
妹や友だちが呼び掛けても姿を現さないが、細見君が大声で名前を呼ぶと、上空から舞い降りて来て、細見君の周りを回ったり、近くの電柱に止まったりする。

3月に入ってからは、学校付近でもトビが姿を現すようになり、細見君の下校を見守っている。
細見君は「僕が名前を呼んだらなぜか迎えに来てくれる」とうれしそうだった。