※静岡放送

【動画】https://www.youtube.com/watch?v=MLY7LHnr1b0

3月21日、富士山の大沢崩れ周辺で、大量の水分を含んだ雪が土砂とともに流れ下る「スラッシュ雪崩」が発生しました。下流域で被害はありませんでした。

この映像は、国土交通省富士砂防事務所が大沢川に設置したカメラが捉えたものです。スラッシュ雪崩とは、大量の水分を含んだ雪が土砂を巻き込みながら流れ下る現象です。

スラッシュ雪崩が起きたのは21日正午すぎから夕方にかけてで、21日大沢川の上流で1時間に最大31ミリの激しい雨が降り、気温も上昇したことで発生したとみられています。

流れ下った土砂は砂防施設が受け止めたため、下流域で被害はありませんでした。富士砂防事務所によると、ここ3年はっきりとしたスラッシュ雪崩の観測はありませんでした。

事務所では今回流れ出た土砂の量を把握するため、ドローンを使った調査を進める予定です。

3/22(月) 20:22配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/0200cdd986bbd38eab136b235fa2c06b913c0772
https://i.ytimg.com/vi/MLY7LHnr1b0/maxresdefault.jpg