「東洋紡」 マスク材料生産で工場を増設 岩国市

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20210323/4060009064.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

新型コロナウイルスの感染拡大で、マスクや防護服などに使われる不織布の需要が高まっていることから、
大阪の大手化学繊維メーカーが、岩国市で新たな工場を設けることになりました。

大阪市に本社がある大手化学繊維メーカーの「東洋紡」は、岩国市にある工場の敷地内に
およそ16億円かけて新たな工場を設けることになり、来年7月から操業を開始する予定です。
23日は、岩国市役所で東洋紡の西山重雄専務執行役員と、岩国市の福田良彦市長が、
地元での雇用や市の支援に関する協定書を取り交わしました。

会社によりますと、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、マスクや防護服などに使われる
高性能の不織布の需要が増加しているということで、新たに設ける工場では、
不織布を年間1200トン生産する計画です。

工場の新設にあたって、会社は、地元から新たに8人を雇用することにしているほか、
岩国市も、市内に進出した企業を対象にした補助金を出すということです。
「東洋紡」の西山専務執行役員は、「岩国の工場で技術を進化させていき、
さまざまな製品が作れるような拠点として事業を続けていきたい」と話しています。

03/23 17:06