イギリスでは今月29日より海外旅行が原則禁止に。
新型コロナウイルス感染症対策の1つとして政府が打ち出したものだ。

イングランドでは新しいコロナ法として、来週月曜日より「正当な理由」なしにイギリスを離れて海外旅行した人に罰金5,000ポンド（約75万円）が課されることになった。
現在の計画では、国民が休暇で海外に行ける最短の日は5月17日。

ただヨーロッパ大陸では新型コロナ感染者数が再び急増、またワクチン配布も遅れていることから、海外旅行再開には疑問の声が多い。
レイチェル・リーブス議員は「政府の反応の遅さが死亡率の高さに直結している」と指摘している。

国外へ赴く「正当な理由」には以下のケースが考えられる。
旅行者が仕事や勉学、投票、または法的債務で国を離れる必要がある場合。
他にも冠婚葬祭や育児、見舞い、引っ越しなどで現地を訪れなければならない時などだ。

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