(CNN)アイスランド南西部レイキャネス半島のゲルディンガダールルでこのほど、旅行ガイドの男性が噴火中の火山の前でヌードを披露する出来事があった。この時の写真がインターネットで話題を呼んでいる。

レイキャネス半島では19日に噴火が発生。これを見ようと大勢の見物客が噴火現場に集まるなか、スベイン・スノーリ・シグバトソンさんは即興でストリップを披露した。

シグバトソンさんは旅行会社「アイアム・アイスランド」に勤務する。サングラスのモデルとして写真を撮ってもらえないかと頼まれ、最大限の話題性を確保するため、もう一段踏み込むことを決心した。

シグバトソンさんはCNNの取材に「あの時は溶岩原でヌード写真を撮ろうぜと、友人と冗談を言い合っていた」「写真家の友人がこのサングラスのことを話題にしたので、『服を脱ぐからカメラを用意してくれ』と言ったんだ」と振り返る。

撮影に当たった写真家の男性はシグバトソンさんについて、「できたばかりの溶岩原での撮影に最適な男」なことは分かっていたと説明。「祭りが祭りらしくなるには誰かが裸にならないと」「もちろん今回も例外ではなかった」と語っている。

ただ、噴火現場で即席の写真撮影を行うのはたやすいことではなく、推奨される行為では全くない。実際、訪問客に対しては溶岩噴泉の近くで集まらないように指示が出ている。

シグバトソンさん自身は冒険ガイドとしての経験から危険を察知でき、すぐに離脱できるものの、「自分が何をやっているのか分からない」人は溶岩原に近づかない方がいいと強調している。
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