無許可で子グマを飼育し、その後射殺したとして動物愛護法違反などの疑いで先月逮捕された奥州市の2人を、盛岡地方検察庁水沢支部は不起訴処分としました。

不起訴処分となったのは、奥州市の70代の男性2人です。

2人はシカの捕獲用の罠にかかっていた1頭の子グマを必要な県の許可を得ずに去年6月下旬から飼育し、
去年11月下旬、摘発を免れようと狩猟用のライフル銃でその子グマを射殺したとして先月17日に逮捕されました。
2人は逮捕翌日に処分保留で釈放され、盛岡地方検察庁水沢支部は25日付けで不起訴処分としました。

理由について盛岡地検は「自らクマの飼育をほのめかす発言をして捜査の端緒を作ったことや、猟銃の所持資格を返上していることなどを考慮した」としています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f53cfe67b004b96e7c97e8df248bc629ee7597f9