立憲民主党の柿沢未途衆院議員は毎日新聞政治プレミアに寄稿した。格差拡大が続いている現状をうけて、
公的年金制度など既存の制度も融合させた日本版ベーシックインカムの必要を訴えた。

 柿沢氏は「コロナ禍で厳しい生活を強いられている人が増えているのに、株式市場は株価が一時3万円を超えるなど活況が続いている」と指摘。
「全く収入がなくなった人とお金を持て余している人、全くの別世界があるようだ」と語る。

 生活保護制度についても「取得までに大きな壁がある。
受給資格があるはずの低所得者の中で受給者は2割程度といわれ、セーフティーネットとして機能していないのが現状だ」と言う。

「現在の状況が続けば、多数の人の生存を脅かすような所得格差、資産格差が生まれてしまう。
そのような状況を自己責任として放置すべきではない」と訴えた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c0d01b243d76813612a15353d4e25bb4a6101e41