※読売新聞

2日午前1時20分頃、高崎市宮元町の国道17号で、パトカーに追跡されて逆走していた同市の男性(41)の軽乗用車が、対向のトラックと正面衝突。男性は胸を打撲するなどし、太田市のトラック運転手の男性(46)も首や腰に軽傷を負った。

群馬県警高崎署の発表によると、現場から約2・5キロ離れた市道で同署員が飲酒検問をしていたところ、軽乗用車の男性が停止の指示に従わず走り去ったため、パトカーが赤色灯をつけて、停車するように呼びかけながら約2分間追跡した。男性からは飲酒検知で基準値超のアルコール分が検出された。同署は道路交通法違反の疑いで調べている。同署の田島政徳副署長は「一般の方が事故に巻き込まれたことは大変残念。不審車両に対する追跡行為は、適正な職務執行だった」とコメントした。

2021/04/03 14:27
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210403-OYT1T50144/