週明けのニューヨーク株式市場は、アメリカ経済の回復が速まっているとの見方から幅広い銘柄に買い注文が出て値上がりし、
ダウ平均株価は史上最高値を更新しました。

5日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、先週末に比べて373ドル98セント高い、3万3527ドル19セントでした。

ニューヨーク市場は先週金曜日が休みだったため、3連休明けの取り引きとなりましたが、
幅広い銘柄に買い注文が出て、ダウ平均株価は3月29日につけた終値を上回って史上最高値を更新しました。

先週発表されたアメリカの3月の雇用統計で雇用者数の伸びが市場の予想を大きく上回り、
アメリカ経済の回復スピードが加速しているとの見方が広がりました。

また株価の重しとなっていた長期金利の上昇も抑えられているとして、IT関連銘柄も大きく値上がりしています。

市場関係者は「これまで回復が遅れてきた雇用の改善が進んでいるとの期待が膨らみ、
サービス、観光、航空業などの業績回復が見込まれている。感染再拡大が依然リスクだが、
ワクチンの普及と追加の経済対策が追い風になっている」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210406/k10012958411000.html

ダウ平均株価、景気回復加速で史上最高値更新
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4239442.html