1 名前:七波羅探題 ★[sage] 投稿日:2021/04/06(火) 06:51:14.42 ID:KwEWj2KX9
womanexcite4月5日 18:55
https://woman.excite.co.jp/article/love/rid_Cocoloni_1400928/

「非リア充」「陰キャ」など平均より明度と彩度が低いヤツを指す言葉は多数ある。

個人的には「鬼滅は見ない、なぜならみんな見ているから」と言っているヤツのほうが、これから先、人生に外灯が1本も立ってない気がするが、これらの言葉に共通するイメージは「孤独」である。

よって私が「非リア充」を名乗ると「結婚している癖に、どの口が言いやがる」と瞬時にスティッキィ・フィンガーズを食らう羽目になる。

既婚の非リア充ならわかってくれると思うが、結婚している=リア充、まして「モテている」ではないのだ。
会社の全女子社員から「こいつと世界で2人きりになったら自害する」と思われている、いとも容易く人類滅亡を選ばせるような上司ですらなぜか結婚していたりするだろう。結婚とはその程度のものだ。

しかし、家に虫以外の生命体がいる時点で非リア充ではないと言われたらそこまでである。そのぐらい非リア充や陰キャにとって「孤独」は重要な要素なのだ。

最近は「孤独」に焦点を当てた言葉もある、それが今回のテーマ、バ行から「ぼっち」である。

「ぼっち」とは「ひとりぼっち」から来ており、仲間がいない様を指す。クリスマスを1人で過ごすことは「クリぼっち」と言い、響きだけなら誰よりも卑猥なクリスマスを過ごしているように聞こえる。

しかし、恋人がいないというだけで「ぼっち」を名乗る人間はあまりいないように感じる。仲間(ファミリー)に囲まれた状態で「今俺ぼっちなんで彼女絶賛ボシュ―中っすw」などと逆ピースをキメたら射殺されても文句は言えない。

パートナーがいないだけで「ぼっち」とはあまり言わないのは「結婚しなかろうが、恋人がいなかろうが何が悪い」という価値観が広がってきたせいかもしれない。対して「ひきこもりで、友達皆無で、近所に存在さえ知られていなくて何が悪い」という風潮にはなかなかならない。

確かに、イチャつく相手がいなくても困ることはないが、周囲から孤立し、困った時に頼る相手がいないというのは本当に困るし、そういった「孤立」が引き起こす事件や事故も多いのだ。

少なくとも突然「三人組をつくれ」…と言われた時に困るし、そこから不登校などに繋がる恐れがある。

だが、私はまさに会社を辞めてから社会と断絶し、近所に誰も知り合いがいないひきこもりだが、自分のことを「ぼっち」と自称することはあまりないし、孤独にさいなまれるということもあまりない。

なぜなら、一人だと「ぼっち」だと感じないからだ。「ぼっち」だと感じるのは「ぼっちじゃないヤツ」と比べるからである。

三人組を作れず「今世界滅亡しねえかな」と思うのは、周りがみんな三人組を作っているからであり、さらにそいつらの視線にさらされているからだ。

つまり「ぼっち」自体がキツいのではなく「他のヤツと違う」という疎外感、さらに「周りにぼっちと思われている」という羞恥心で辛いのだ。

私も平素全く孤独を感じないが、窓の外で近所のママグループが井戸端会議をしているの見ると「社会だ…」と、凄まじい孤独を感じる。

よって「恋人が欲しい」という時も、恋人がいるヤツと比べたり、恋人がいない寂しいヤツと周りに思われたくなかったりして、欲しいと考えていないか確認したほうが良い。

私がその井戸端会議に乱入しても、その中でまた孤立するか、警察を呼ばれるかの二択なように、そんな動機で恋人を作っても「俺の自由時間が減った」…と感じるだけだと思う。

「ぼっちを快適と思っている自分」を認めず、他人と比べ、他人の目ばかり気にしていては永遠に「孤独感」はなくならない。

★1
2021/04/06(火) 06:51
【社会】孤独はいつまで続く? 「ぼっち」の本当のつらさとは…
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1617659474/