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滋賀県高島町の鴨稲荷古墳(6世紀前半の築造)
ja.wikipedia.org/?curid=2984418

 金製の耳飾り、金製の冠、金でつくった沓など、朝鮮的な遺物がまとまって出土したことで有名な古墳である。
 単に朝鮮的な服装品が埋葬していたというだけでなく、これらをセットとして揃え、
 新羅の支配者たちの政治的な儀式のスタイルをそのまま踏襲して埋葬されている点で注目される。

 滋賀県の西部から越前にかけての地域を政治的な根拠として新しく現れる、
 継体天皇を生み出した勢力で、天皇より1代ぐらい前の可能性がある。


奈良県明日香村の都塚古墳(6世紀後半の築造)
https://ja.wikipedia.org/?curid=3333918

 石を階段状に積み上げて墳丘を築いたピラミッド形の大型方墳。
 ピラミッドのような形の古墳は、高句麗に築かれた「将軍塚」の形状によく似ているといい、
 都塚古墳もこの影響を受けて築かれた可能性がある。
 渡来人と関係の深い大和朝廷の実力者、蘇我稲目(〜570年)が埋葬されたとする説もある。


https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/5/55/Takamat1.jpg
高松塚の「飛鳥美人」は「高句麗美人」とそっくりで、4神図(玄武、朱雀、青龍、白虎)も共通している。