バイデン米大統領は6日、今月19日から国内の18歳以上の全成人が新型コロナウイルスワクチンの接種を受けられるようになると発表した。
ワクチン接種計画が順調に進む中、従来目標の5月1日から約2週間前倒しした。

米国ではこれまでに1億5000万回分の新型ワクチン接種が行われたとし、
1月の就任から100日後の4月末までに2億回の接種を目指すという目標を達成する軌道に乗っていると言明した。

バイデン氏は当初、ワクチン接種目標は1億回としていたが、達成したことを受け、倍の2億回に引き上げていた。

また、3月末までに教師や学校関係者の80%超が少なくとも1回目のワクチン接種を済ませたと明らかにした。

同時に新型コロナ変異株が急速に広がっていることで、感染者数は増加傾向にあるとし、
「ゴール地点にたどり着いたわけではない。まだ取り組まなければならないことが多く残されている。
われわれはなお、生死に関わる戦いを強いられている」と述べた。
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-biden-variants-idJPL4N2LZ3OV