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2021/4/6
 先着順ワクチン予約「全然つながらない」 次はいつ…問い合わせ
 新型コロナウイルスの高齢者向けワクチン接種が12日に八王子市と世田谷区で始まるのを前に、八王子市で5日、初回分の予約受け付けが先着順
 であり、市内高齢者約16万人に対し約1900人分の電話とインターネットによる予約は、午前9時の開始から1時間半余りで終わり、市保健所には、
 午後も市民から「予約できなかったが、ワクチンはいつ打てるのか」など問い合わせが相次いだとの事。
「全然つながらずに終わった」。JR八王子駅近くで貸しビルを経営する前野博さん(72)は、受け付け開始と同時にパソコンとスマートフォンの
 両方からネット予約しようとしたが、予約サイト画面がなかなか表示されず、
「繁華街は人通りも増え、午後8時以降にベンチで酒を飲む若者もいる。警戒を緩めず、感染対策をしっかりして次の予約を待ちたい」との事。
 市は3月29日から一斉に対象者に接種クーポン券を発送したが、高齢者向けのワクチンは初回の配分量が少なく、市は施設入所者や年齢順による
 優先も検討したが、施設数も多く市民でない入所者もいることから「公平性を期すため」(石森孝志市長)、先着順としたが、市保健所の担当者
 は「枠が少ない中での申し込みでつながりにくくなったが、ワクチン供給量は今後増えると聞いている」との事。
 八王子市と同じく12日に高齢者へのワクチン接種を始める世田谷区は、高齢者施設入所者以外の対象者約17万4000人について、4月下旬に75歳以
 上への接種券の配布を始めるが、65〜74歳への配布は、5月上旬になる見通しで、同区によると、週内に届くワクチンは約1000人分。12日には、
 まず区内の高齢者施設入所者約1万2000人(同)や職員の一部への接種を始めるが、入所者以外の高齢者への接種が本格化するのは、5月中旬以
 降の予定。区から接種券や予診票を発送された対象者は、接種する会場や医療機関を選び、専用電話やインターネットで予約するが、当日は接種
 券と予診票、本人確認書類を持参が必要との事。
※これが菅内閣が考案した新型コロナウィルスのワクチンの接種計画であり、高齢者、医療従事者など以外のワクチン接種の予定は未定であり、
 今後更なる感染爆発が見込まれる。

関連する報道:
2021/3/27
 ワクチン2回目は36%発熱、1回目の10倍超…厚労省検討会で報告
 米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンについて、発熱や痛みなどの副反応が2回目の接種後に多くみられるとの健康調査の中間集計が、
 26日に開かれた厚生労働省の有識者検討会で報告され、急性のアレルギー反応のアナフィラキシーの発生頻度は接種10万回あたり約8件だった
 ことも示され、検討会は「安全性に重大な懸念は認められない」と評価。
 国内の医療従事者らへの接種は、26日までに82万2869回行われ、うち健康調査の対象は約2万人で1回目の接種をした1万9035人、2回目も受けた
 3933人を分析したが、2回目の接種では、37.5度以上の発熱が36%、だるさが67%にみられ、1回目はそれぞれ3%、23%、腕の接種部位の痛みは
 1、2回目とも9割超にみられ、症状はいずれも数日で軽快したが、鎮痛剤の使用や、接種翌日は休むなどの対応が必要との事
 アナフィラキシーについては、21日までの接種57万8835回のうち、医療機関から181件の報告があり、このうち国際基準に該当したのは47件で、
 19日に接種を受けた26歳の女性が23日に死亡したことも発表されたが、死因は脳出血とみられ、接種後の死亡報告は2例目だが、女性に持病は
 なく、接種との因果関係は現時点では評価できないとの事。
※厚生労働省が医療従事者を使ったファイザー製のワクチンの治験(人体実験)の結果が出た模様。「安全性に重大な懸念は認められない」と
 言っているが、2回接種で効果のあるファイザー製のワクチンで、高熱、だるさ、腕の痛みなど第一優先で接種する高齢者の生命にかかわる
 副反応がみられた模様。又ファイザー製のワクチンでも血栓の発生による脳出血の死亡例がくも膜下出血の死亡例に続いて公表された模様。