朝日新聞2021年4月7日 19時32分
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TOEIC Programを運営する国際ビジネスコミュニケーション協会は、TOEIC Listening & Reading公開テストの受験料を値上げすると発表しました。一般受験料は6490円から7810円に、リピート受験割引の受験料は5846円から7150円に改定されます(いずれも税込)。

受験料改定時期は、2021年10月実施回(第278回・第279回)から。公開テスト団体一括受験申込の新価格は、2022年4月の実施回から適用されます。なお、新型コロナウイルス感染予防策の実施と試験会場の確保状況から、当面の間は定員制とし申込受付を抽選方式にしています。

リピート受験割引とは、受験1年後の月から3カ月間に実施する公開テストのうち1回が割引対象となる制度。もともとは1年後の同月試験のみが割引対象でしたが、定員制導入に伴う暫定措置として現在の仕様になっています。

このたびの受験料の改定は、新型コロナウイルス感染症の影響により試験会場の確保が困難な状況で試験を実施していることや、検温・会場内の消毒、会場内の座席配置の見直しなどの感染予防策を行うことによるコスト上昇を受けてのもの。同協会は「新型コロナウイルス感染症を巡る環境の先行きが不透明な中、安全・安心な試験環境のもとで受験者の皆さまに提供するテストの品質・信頼性を維持していくためには、受験料の改定が必要」であると判断したとして、「何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」と結んでいます。