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2021/3/23
 上野・アメ横周辺が“無法地帯”に 路上で嘔吐、コール、ナンパ…朝まで飲み明かすサラリーマンも
「パーリラ、パリラパーリラハイハイ!」
 居酒屋の屋外席から、合いの手とともにコールが響き、スーツ姿の40代くらいのサラリーマンと、20代と思われる女性の4人グループが酩酊状態
 でどんちゃん騒ぎ
「いつで〜もスマイルし〜ようね〜」
 別の店からは、女優・森七菜が歌うホフディランのカバー曲『スマイル』を大声で歌う男女の声。男性の「ブワアアァ!」という奇声なのか雄た
 けびなのか判別できないような声も聞こえ、
 ガード下で嘔吐している男性や、通りで立ち小便をするスーツ姿の男性も……。その様子を見た通行人は「やば」「すご」と、驚きの声を上げな
 がら通り過ぎていったとの事。
 3月22日夜。時刻はすでに22時をまわっていたが、東京・上野の歓楽街は、緊急事態宣明け初日とは思えないほどの喧騒で、上野の商店街「アメ横」
 は、数多くの居酒屋が立ち並び、屋外で飲食できる店も多く、緊急事態宣言中から多くの客が集まり、テレビの情報番組などでも取り上げられてき
 たが、宣言解除初日となった22日も、自粛のうっぷんを発散させようとする人々であふれ、アメ横は夜の帳が下りる前の15時ごろからすでに赤ちょ
 うちんがともっており、若者グループが次々と居酒屋に吸い込まれていき
「はい、いらっしゃい、どうぞー!」
 ガード下の屋台では、スタッフの活気のある声が響き、月曜の昼間だというのに、客席は満席。隣の席とのソーシャルディスタンスは保てず、アク
 リル板などの仕切りもない中、大声を出している客が散見され、飛沫が飛ばないか心配になるが、屋外とはいえ、もし感染者が紛れていたら、たち
 まち感染が広がってしまいそうな状況との事。
 だが、埼玉県の浦和から来たという男子大学生(21)は、
「春休みなのにどこにも行けないので、とにかく暇。友達と飲めば憂さ晴らしになる」
 18時頃からは呼び込みをする飲食店も増え、スーツ姿のグループも現れるようになり、2人組で歩いていた30代の会社員男性は
「ずっと在宅だった。出社して久しぶりに顔を合わせて、飲もうとなった」
「(アメ横は)混んでいて、リスクがあるのは分かっているけど、ストレスで気がおかしくなってしまうほうが怖い。どうせどこも時短している。
 だったら、たくさんお店が開いてて遅くまで営業しているアメ横がいいと思った」(同)
 東京都は緊急事態宣言解除後も飲食店には時短要請を継続し、営業は21時まで、酒類提供は20時までとしているが、20時を過ぎても閉める気配の
 ない店が多いとの事。
「寄っていきますかお兄さん、お姉さん」「まだまだ開いてますよー」
 呼び込みの声にも熱がこもり、誘いに乗る形で、千鳥足で2軒目へと向かうグループもおり、通りには明らかに酒気を帯びている人が増え、肩を組
 んで歩く集団や、マスクをしていない人も目立つようになり、
「インスタ交換しよ」「よろしくぅー!」
 ガード下の屋台では、男女が大きな声を張り上げ、盛り上がっている。複数のグループが狭いテーブルで相席になり、初対面同士で意気投合したよ
 うで「いい女やなあ〜」という声も聞こえ、屋台で飲み終えたという板橋区の20代女性は、自らが看護師であることを後ろめたそうに答え
「暖かくなってきたし、屋外ならいいかなと思った。仕事でめいっていたけど、相席でいろんな人と話せて気晴らしになる」
 22時を過ぎると、アメ横は店を閉めて落ち着き始めたが、一本横に入った「仲町通り」ではむしろ活気が出始め、特に深夜営業が目立ち、「24時間
 営業」「朝までやってます」と答えた店もあり、ハイテンションの客、道端で嘔吐や立ち小便をする客の姿が見受けられたのも、この通りとの事。
 23時ごろには、さすがに閉めるお店もちらほら。行き場を失った客たちが、カラオケ屋やネットカフェ、ゲームセンターなどに続々と流れ込み、コ
 ンビニの前でたむろする若者たちや、締めなのだろうか、道に座ってカップラーメンを食べ始める人もおり、同僚と千鳥足で歩いていた30代の会社
 員男性は、「明日仕事だけれど、今日は朝まで飲み明かします!」と宣言。自宅は神奈川県・相模原市で、終電は逃したとの事。
※これが日本最大の新型コロナウィルス感染自治体の1都3県の民意であり、下名の予測通り、第4波は近日中に必ず発生すると断言する。