天草市の50代の男性職員が新型コロナウイルスに感染しているのが確認されました。

この職員は3月下旬、13人が集まる職場の送別会に参加していましたが、
濃厚接触者など19人のPCR検査を行った結果、全員の陰性が確認されたということです。

天草市によりますと新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは50代の男性職員で8日、
発熱の症状があり医療機関を受診したところ陽性と確認されました。

この職員は先月26日に天草市内の飲食店で、13人が参加する所属する課の送別会に参加していたということです。

市によりますと送別会で参加者は複数のテーブルに4人以下で分かれ、
途中、席の移動はなく、食事の時以外はマスクをしていたということです。

市では、職員が勤務している市役所本庁舎の2階を臨時閉鎖し、消毒の作業を進めたほか
男性の濃厚接触者など19人のPCR検査を行った結果全員が陰性でした。

天草市の馬場昭治市長は「普段から感染防止の徹底を指示している中、このようなことになったこと、
さらには本庁舎2階を閉鎖することになり、市民の皆さまにおわび申し上げます」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20210409/5000011866.html#:~:text=%E9%A3%B2%E9%A3%9F