ワクチン重い副反応79例「重大懸念認められず」 厚労省検討部会
4/9(金) 20:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/822a04f48cfd7abe7f4de7d53d3b494eb140cb83

厚生労働省は9日、米ファイザー社製の新型コロナウイルスワクチンの接種後の副反応について検討する専門部会を開いた。
約110万回接種され、重いアレルギー反応の「アナフィラキシー」の国際的な基準に79例が該当したと公表した。
ほぼ全員が軽快し、ワクチンの安全性については引き続き「重大な懸念は認められない」と評価した。

医療従事者に対する接種は、2月17日〜4月4日で109万6698回。医療機関からアナフィラキシーの疑い例として
350例の報告があり、国際的な基準でこのうち79例がアナフィラキシーに該当した。

接種後に死亡したのは計6例で、4例を新たに報告。
72歳女性が3日後に脳出血▽69歳女性が9日後に脳出血
▽65歳男性が19日後に急性心不全▽62歳男性が翌日に溺死――だった。
専門部会は「いずれも因果関係は評価できないが、ワクチンとの直接的な関係性を示す事実はない」とした