〜フクシマ処理水に大量に含まれているトリチウムの真の危険性とは〜
自然界にも存在するトリチウム(三重水素)の真の危険性は、ストロンチウムなどと違い、
トリチウムが放出する放射線(弱いベータ線)にではなく、
トリチウムが化学的には水素と全く同じ挙動をし、DNAを傷付けることにある。

水素は生物のDNAを構成する主要な元素であるため、
トリチウムは水素としてDNAの原料として容易に細胞の中のDNAに取り込まれてしまう。
DNAに水素として取り込まれたトリチウムは、ベータ線を放出してヘリウムに変換する際、
DNAの2重らせん構造を破壊するため、ガン、白血病、奇形などを発症する確率を飛躍的に高める。

現に北海道の泊原発周辺では原発稼働後にがん死亡率の増加が観察されている。
泊村と隣町の岩内町のがん死亡率は泊原発が稼働する前は道内180市町村の中で22番目と72番目だったが、
原発稼働後は道内で一位が泊村、二位が岩内町になった。