敗戦という混乱に乗じ、日本社会で犯罪を犯しまくった朝鮮人。
兵庫県においては、朝鮮人の勢力は警察を圧倒し、警官が殺害され、
警察署が襲撃占拠された。
その結果、警察が山口組に助太刀を頼むという異常事態に発展した。

以下「田岡一雄自伝」 
彼ら(朝鮮人のこと)は闇市を掌握して巨大な利益をあげ、徒党を組んでは瓦礫と
 焦土の神戸の街を闊歩していた。通りすがりの通行人の目つきが気に入らぬと
 いっては難くせをつけ、無銭飲食をし、白昼の路上で見境なく集団で婦女子に
 いたずらする。善良な市民は恐怖のどん底に叩き込まれた。
 (中略)警官が掛けつけても手も足もでない。
 「おれたちは戦勝国民だ。敗戦国民の日本人がなにをいうか」
 警官は小突きまわされ、サーベルはへし曲げられ、街は暴漢の跳梁に無警察状態だ。

 昭和二十一年二月、神戸生田署の岡政雄巡査部長が彼らに拉致されて暴行殺害され、
 同年四月、須磨署佐藤進巡査部長がやはり彼らの手によって射殺された。
(中略)彼ら三百余人は兵庫警察署を襲撃し、署長はじめ幹部署員たちを人質とし
 て電話交換室を占拠したのである。さらに彼らは水上警察署を急襲して留置され
 ていた同胞全員を釈放し、水上署の全監房は彼らの手によって解放されるという
 事態にまで発展した。
(中略)警察は私に助っ人の依頼を申し入れてきたのである。

飯干晃一 著「山口組三代目 田岡一雄自伝」(1971年初版 徳間書店)