秋田のスノボ署長、温泉に遊覧船
By 共同通信, Kyodo
 秋田県警は9日、勤務中に女性署員と公用車でスキー場に行き、スノーボードをしていた北秋田署(北秋田市)の小松辰弥前署長(57)が、他にも公用車を私的に利用して温泉地を訪れたり遊覧船に乗ったりしていたと発表した。同日付で停職3カ月の懲戒処分にした。前署長は自ら希望し警視から警部に降格した。

 前署長はスノボが発覚した3月以降、警務部付に異動、自宅待機していた。県警は「信用を失墜する行為だ」として給与や燃料代の一部返還を求める。

 県警によると昨年8月、勤務中に署員3人と管内の温泉で入浴。同10月の休日には署員数人を伴い、北秋田市で遊覧船に乗るなどしたという。



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2月、秋田・北秋田警察署の署長が、勤務中に公用車で女性署員とスキー場に出かけ、スノーボードをしていたことを受け、県警察本部は、この署長を事実上の更迭処分とした。

12日付で警務部への異動が発令されたのは、北秋田警察署の小松辰弥署長。

小松署長は2月12日、勤務中に事故現場の確認という名目で、20代の女性署員を連れ、公用車で森吉山の阿仁スキー場を訪れ、スノーボードをしたことがわかっている。

県警には、この問題に関する意見や苦情が複数寄せられていて、今回の異動は、業務運営に支障のないようにするためとしている。

(FNNプライムオンライン3月12日掲載。元記事はこちら)

https://www.nippon.com/ja/news/fnn20210312155073/

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