※読売新聞

秋田県の男鹿地区消防本部は10日、天王分署(潟上市)の救急車が80歳代男性を救急搬送した際、病院への到着が約3分遅れたと発表した。男性は意識不明の重体。病院の医師によると、遅延の容体への影響はないという。

発表によると、同日正午過ぎ、男性の家族から「父親が息をしていない」と119番があった。救急車は男性を乗せ、線路下をくぐる経路を選んだが、出発から約1分後に通過できない高さだとわかった。経路を変えるために方向転換した際、車両後部が縁石に接触し、さらに到着が遅れた。

2021/04/11 18:53
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210411-OYT1T50084/