アメリカの先月・3月の財政赤字は、家庭への現金給付を柱とする大型の経済対策の実行で支出が急増したことから、前の年の同じ月の5倍以上に膨らみました。

積極的な財政出動を打ち出すバイデン政権には、財政悪化の懸念が指摘されています。

アメリカ財務省の12日の発表によりますと、先月の財政赤字は6595億ドル、
日本円でおよそ72兆円となり前の年の同じ月の5.5倍に膨らみました。

これは、新型コロナウイルスに対応した家庭への現金給付を柱とする200兆円規模の経済対策が先月成立し一部が実行されたためで、3月として最悪の水準となります。

バイデン政権の大規模な財政出動を伴う経済対策は、景気回復を後押しする効果がある一方で、財政を悪化させる懸念も指摘されています。

アメリカの政府の借金にあたる公的債務の残高もすでに28兆ドル、日本円で3000兆円を超えています。

バイデン大統領はさらなる財政出動となる、巨額のインフラ整備の財源を確保するため、法人税率の引き上げを提案していますが、
野党・共和党は反対していて、財政政策をめぐる与野党の議論が激しくなりそうです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210413/k10012971151000.html

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